PMS症状と対策とは?|月経前症候群の起こりやすい人|

PMS(月経前症候群)とは?

女性のみなさんは、生理が来る前に頭が重くなったり、イライラしたり涙もろくなったりした経験がありませんか?

生理の1週間くらい前から身体的、心理的に不安定な状態になるPMS(月経前症候群)かもしれません。

私も出産後から特に頭痛やイライラ、めまいなど色々な症状に悩まされてきました。しかし、そのような症状がPMSのせいだと長い間気づきませんでした。

意外とPMSの症状に悩まされながらもそれが原因であると気づかずに過ごしている方も多いのではないでしょうか?

今回はPMSの原因と症状について紹介していきます。

ルナテア

PMSとは

PMSとは、Premenstrual Syndrome の略称で、日本語では月経前症候群といいます。

生理の1週間から3日前頃になると、身体的には頭痛やむくみ、心理的にはイライラしたり、涙もろくなる、集中力がなくなるなどの症状があらわれ、生理が始まる(または終わる)と何事もなかったかのように症状がおさまる人が多いのが特徴です。

女性の7割~8割に症状がある

大小はあるもののほとんどの女性が生理前になんらかの症状があるとみられています。

症状の小さい人は気づいていない場合もあるようです。PMSの症状の強さや種類には個人差があり、同じ人でもその時々で変わるため、自覚していない人が多い理由です。

症状は同時に複数起こる

PMSの症状は心理的、身体的なもの様々ですが、それが同時に起こることが多いようです。

それにより、色々なトラブルが起こり女性を悩ませます。時には日常生活に支障をきたしてしまうことも。

しかし、『PMSは、出産のために無くてはならない重要な体の働きの産物です。その働きが安定していることの現れなので、けっして悪いことではありません。身体の中で起きていることに向き合えば、悩みは軽くなり、穏やかに過ごすことが出来るものです。』PMSの悩みがスッキリ楽になる本 より

 PMSの起こる時期

PMSの症状は、整理の1週間ほど前から出始め、2,3日前から生理開始までの間に最も強くでる人が多いようです。

生理終了後から10日ほどの間は、気持ちが安定していて、エネルギッシュに過ごせる期間です。

ダイエットの成果がこの期間に出やすいのもよく知られていますよね。

PMSの原因

PMSの原因は諸説ありますが、いまだはっきりと解明はされていませんが、体内のホルモンバランスの変化が引き起こしていると考えるのが一般的になっています。

ホルモンの急激な増減によるもの

エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスロン(黄体ホルモン)などの分泌量が急激に増減するため。

エストロゲンが減少すると、興奮を抑える働きを持ち、血管を収縮させるセロトニンが減少し、脳の血管が拡張して片頭痛を引き起こしたりします。プロゲスロンは、水分を体内にためる働きがあるため、増加するとむくみを生じさせます。腸の蠕動運動も低下させるので、便秘にもなりやすくなります。

女性の体の中で妊娠が成立しなければエストロゲンとプロゲスロンの分泌量が低下します。それにより、自律神経系の循環器系や消化器系、免疫中枢の要である視床下部がコントロールできなくなり、それぞれの器官に影響が出ると考えられているのです。

循環器系に影響すれば、頭痛、や肩こり、体のだるさなどが起こります。消化器系に影響すれば、腸の蠕動運動が不良になり、便秘や下痢になってしまいます。免疫中枢に影響すれば、アレルギー反応を起こしやすくなります。

他にも臭覚、味覚、イライラなどにも影響します。

セロトニンの分泌異常によるもの

脳内に神経刺激を伝達するセロトニンが、生理の前にバランスを崩すため。

セロトニンとは幸せホルモンとも呼ばれる脳内に神経刺激を伝達する物質です。

生理前にエストロゲンとプロゲステロンが減少することが原因でセロトニンの分泌異常が引き起こされます。それにより、セロトニンの分泌が減少し、心理的トラブルを引き起こすといわれています。

また、セロトニンはストレスの蓄積にで分泌量が低下します。そのため、日ごろからストレスの多い生活をしている人は生理前の分泌異常が起こると欠乏状態になり、より心理的トラブルを引き起こしてしまいます。

 

PMSの症状

PMSの症状には様々なものがあります。

生理前に思い当たる症状があれば、これまで自覚していなかったけれどPMSの可能性があります。

一度チェックしてみてください。

身体的トラブル

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛、下腹部痛
  • 便秘、下痢
  • むくみ胸が張る
  • 摂食異常
  • 味覚の変化
  • 眠気、不眠
  • 疲れやすい、だるい
  • 肌荒れ、湿疹
  • 冷え性
  • 耳鳴り
  • 関節痛
  • めまい
  • 吐き気、嘔吐
  • のぼせ、ほてり
  • 多汗、ニキビ、脂性
  • 喉の違和感
  • おりもの
  • 体重増加

心理的トラブル

  • 情緒不安定になり、涙もろくなる
  • 無気力になる
  • 理由もなく憂鬱になる
  • ちょっとしたことで死にたくなるほど落ち込む
  • イライラしやすくなる
  • 否定的、悲観的になる
  • 性欲が異常に増進・減退する
  • 家族や友人、恋人とけんかをしやすくなる
  • 子供にきつくあたってしまう
  • 感情的になりやすく、暴言をはきやすくなる
  • 人付き合いが面倒臭くなる
  • 集中力、判断力が低下する
  • 無性に整理整頓がしたくなる
  • 衝動買いをしやすくなる

 

いろいろとありますが当てはまる症状はありましたか?

自分でもなぜそうなってしまうのかわからないといった症状や言動がPMSによるものだと気づくだけで少し安心感を持つことができます。このような症状は生活習慣の改善や運動などで改善できるものもあります。しかし、症状が多く、日常生活に支障をきたすほど症状が強い場合は、早めに婦人科・女性外来へ相談されることをおすすめします。

ルナリズム

PMSの対策

生理周期を知る

PMSの症状を和らげるためには、自分の体のリズムを知ることが大切です。そのために基礎体温表を付けましょう。

基礎体温は避妊や妊娠の為に付ける印象がありますが、毎月の体のサイクルを知り、子宮や卵巣の状態を知るために大切な情報なのです。PMSのリズムがわかり、その時期には仕事の量を調整したり、家族や周りの人との関係にも気を配ることができたり、自分の精神状態を客観的に捉えて対応することができます。

3か月を目安に付けると自分のリズムが見えてきます。

嗜好品を控える

PMSに関するアンケートでPMSの症状が出やすい人を調査した結果、嗜好品の摂取が多い人がPMSの傾向が強いという結果が出ています。

お酒、たばこ、コーヒー、甘いものなどの間食の多い人は、回数や量を減らしてみると症状が改善するかもしれません。

他にも綺麗好きや神経質などの几帳面な一面のある人はPMSの傾向が強いようです。

ルナリズム

まとめ

いかがでしたか?今回はPMSの原因と症状について紹介しました。

女性にとって生理は毎月起こるもの。PMSの症状と上手く付き合って快適な日を一日でも多く作りましょう。

次回はPMSの症状別対策について詳しく紹介します。

ルナテア

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