米麹甘酒の作り方
「飲む点滴」米麹甘酒の作り方
昨今美容やダイエットにも効果的な甘酒が改めて見直され、ブームになっていますね。
スーパーなどでも米麹の甘酒は色々売られていますが毎日飲むなら作った方が経済的!
そんな甘酒を毎日飲むために手作りしてみました。
手作り甘酒はそのまま飲むことはもちろん、他にもお砂糖の代わりに料理に使ったり、コーヒーや紅茶にミルク代わりに加えても◎。
甘酒の材料
今回は炊飯器の保温機能を使った作り方で作ってみました。
麹は生麹や乾燥麹などが売られています。こちらでは生麹を使いました。
- 生麹400g
- 温水(60℃~65℃)500cc~600cc
- 炊飯器
- 温度計
- 保存容器
甘酒の作り方
それでは作り方を説明していきます。作り方はとても簡単なのですがポイントは温度です。
実は一度この作り方で失敗をしてしまいました・・。炊飯器の温度が上がりすぎて麹菌が死んでしまったのだと思います。二回目の挑戦で上手く作ることが出来ましたので注意点も載せておきます。
1.炊飯器に生麹と温水を入れます。
乾燥麹ではなく生麹なので温水は少なめです。今回は600cc温水を入れました。
2.保温スイッチボタンを押します。蓋はせずに布巾をかけて4~6時間ほど保温します。ここでのポイントが60℃以上にならないように気を付けることです。60℃を超えると麹菌が死滅してしまい、うまく発酵しません。
色んなところで紹介されている炊飯器での作り方は保温スイッチを押してそのまま放置で良いことになってます(ほとんどそれで作れると思いますが)が我が家の炊飯器は保温で放置しておくと70℃以上になってしまい、一度失敗してしまいました。なので、こまめに温度計で温度を測り、60℃を超えそうになったら保温を切る。→50℃ほどになったら保温を付ける。を何度かしました。
4時間でも出来るようですが、様子をみてあと2時間ほど保温しました。
↑こんな感じで出来上がりました。匂いは甘酒のいい匂いがします。
3.保存容器に移して冷蔵庫で一晩熟成させます。糖度が増して甘酒のもとが出来上がります。
4.甘酒のもととホットの場合はお湯、アイスの場合は水や氷で希釈してできあがりです。
2倍に薄めますがお好みで調整してください。
甘酒を作る時の注意点
- 甘酒は米麹を発酵させて作る飲み物で麹菌を発酵させることがポイントです。作り方の所でも説明しましたが、麹菌が死んでしまう60℃を超えないように保温することが大切です。
関連記事 →こちら「麹菌の効能とは!|麹菌がもたらす様々な効果|」
- 今回の作り方は米麹だけで作る作り方を紹介しました。他にもおかゆや白米、もち米などを入れる作り方もありますが、米麹のみで作った方が米麹本来の旨味が味わえるようです。
- 保存容器に移した後は冷蔵庫で保存し、1週間程度で飲み切るようにしましょう。
- 希釈してしまうといたみやすくなりますので希釈したものはその日のうちに飲み切るようにしてください。
甘酒を使った塩麹調味料の作り方
今回作った甘酒を使って簡単に塩麹調味料が作れるのでご紹介します!
出来上がった甘酒を飲むように希釈すると結構多いので1週間では飲み切れないという時にあらかじめ塩麹調味料にしてしまうのもよいと思います。
作った甘酒100gに、塩12gを加え、冷蔵庫で一晩おけば出来上がります。塩の量はお好みで調整してください。
料理に使うと、生きた麹菌が美味しさを引き立ててくれます。
是非試してみてくださいね。
まとめ
米麹甘酒は酒とはいってもアルコールは一切入っていないとても栄養価の高い飲み物です。
我が家でも1歳の子供にお水で希釈した甘酒を飲ませています。
お米の粒が気になる場合はミキサーでお米を潰すと飲みやすくなります。
美容やダイエットにもとても効果的な飲み物なのでぜひ試してみてくださいね。
関連記事 →こちら「甘酒の効果・効能がすごい!?|米麹と酒粕|」
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